デザイン・型彫り

「藍型抜染」の技法を体験してみましょう!

ギャラリーの常設展示に合わせて、
「藍型抜染」の技法を体験できる
ワークショップのステップアップ編です。

藍染の染め方の技法の1つ「藍型抜染」
の工程の一部である
「型彫り」と「のり置き」
を2回行い、グラデーションを作る体験していただきます。

「型彫り」「のり置き」体験ワークショップ
にご参加くださった方を対象に開催します。

今回のワークショップは「染」の工程を含みます。
「藍型抜染」のグラデーションがどのようにしてできるか
さらに一歩進んだ体験ができるワークショップとなっています。
体験時間が少し長くなりますが、技法を深めてみたい方は
ぜひご参加ください!

 日程

2023年 8月25日(金) 

2023年 8月26日(土) 

 時間

10:00~16:00

※昼休憩12:00~13:00

 料金

5500円(+送料)

※出来上がったハンカチを店頭受け取りを選択される方は、送料はかかりません。

 定員

各回4名様

 持物

筆記用具(鉛筆・シャープペンシル等デザインスケッチ用)
お昼ご飯・飲み物・汚れても良い服装
★型彫り用デザインを考えて来る→ハンカチの4分の1(25㎝×25㎝)に収まるぐらいの柄で、白と地染めの藍色とその中間色の3色で構成する柄を考えてきてください。★藍染お楽しみ体験用;お手持ちのTシャツサイズまでのもの1点

 講師

大田 耕治

藍型抜染の手法を使った作品を制作。新匠工芸会会員

会場:あとりえしおんレッスンルーム

キャンセルポリシー

ワークショップ内容

1.ハンカチの地染め・スケッチ

模様を染め抜くためのハンカチを
地染めしていきます。

ハンカチを乾かしている間に
用意してきたアイデアをもとに
下図を作ります。

2.1枚目型彫り・のり置き作業体験

型の彫り方のコツをお伝えしながら
実際に型を彫って、
1枚目の型にのりを置きます。

ー昼休憩ー

1枚目の型に置いたのりを乾かします。

3.2枚目型彫り・のり落とし・グラデーション染め

2枚目の型を彫りながら
15時前後に1枚目ののり落としをします。
完全にのりを落とした後は、
グラデーションを付けるために再度
藍液につけて染めていきます。

4.2枚目の型ののり置き作業

染め上がったハンカチを
アイロンでしっかりと乾かした後、
2枚目の型を使ってのり置き作業をします。

ー藍染体験のお楽しみタイムー

今回は藍液をご用意していますので、
Tシャツサイズまでのものでしたら
各自1点のみ染めてお持ち帰りいただけます。
※すべて一度洗濯したものをお持ちください。

例:Tシャツ、ハンカチ、ソックス、ドイリー、ハンカチサイズまでの敷物等

※綿・麻の天然繊維かどうか確認してお持ちください。化学繊維は藍色が染まり付きません。

5.完成作品のお持ち帰り

デザインを彫った型は当日お持ち帰りいただきます。
出来上がったハンカチにつきましては、
抜染後に仕上げをして
後日郵送、または店頭でのお渡しとなります。

デザイン参考作品例

簡単な幾何学模様でも、同じようなデザインを2枚使ってグラデーションをつけると奥行き感や立体感が出ます。

紋様1

紋様2

丸い水玉模様だけでも、①地染めの藍色、②白い色、③その中間色の三色で模様にニュアンスを付けることができます。

藍染テーブルランナー「水玉」

型彫り・のり置きワークショップの様子

大田耕治の作品たち

大田耕治藍染の世界

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