【コラム】自身の身体を知る「基本のキ」

まずは自分の体を「知る」ところから

今回は、「アロマなお茶会」講師の有地美奈子さんから寄稿いただいた

身体を知るための「基本のキ」についてご紹介します。

あとりえしおんのレッスンルームでは

「アロマなお茶会~妊活の正しい知識と相談会~」

と題して、なかなか相談できにくいカラダの問題を分かりやすく情報提供されたり
グループセッションだけでなく、個別の相談にも対応してくださっています。

こんにちは!現役助産師・電話サポート相談員の有地 美奈子です。
コロナ禍の中、そしてさらに危険なほどの暑さになるこの頃。
今ここで、基本にもどって「自分のカラダ」について考えてみましょう!

あなたの体系は「やせ型」?「肥満型」?

肥満体型か、痩せ体型かを示すBMI(体格指数)というものをご存知ですか。
ボディマス指数(ボディマスしすう)といって
体重と身長の関係から算出される、肥満度を表す体格指数です。
近年では体重計などでもはかれるようになっているものもあります。

基本的な指数を出すための計算式は

  • BMI = 体重kg ÷ (身長m)2
  • 適正体重 = (身長m)2 ×22

となっていて、適正な体格の基準値は「22」
18.5以上25未満が普通体型とされています。

体型がホルモンバランスに影響する!

女性は、体型がホルモンバランスに影響しており
体型指数によって肥満体型、痩せ体型とされる方は
比較的妊娠しにくいと言われています。

体重が急激に減ると、脳(ホルモン分泌の司令塔)から
自身の命を守るために
・卵巣を刺激する卵胞刺激ホルモン(FSH)
・黄体形成ホルモン(LH)
などの分泌を抑制して排卵が起こりにくくなります

ダイエットにより無月経になるのは
身体の中でこのような現象が起こっているためなのですが
このことはよく知られていますね。

赤ちゃんを授かる準備のために…

痩せ体型の方

妊娠前BMI「20」を目指してみましょう。
BMI(体格指数)が18.5未満の痩せ型の方が妊娠した場合
2500g未満の低体重で生まれる赤ちゃんの割合が増え
将来、糖尿病や高血圧などの生活習慣病にかかるリスクが高くなることが知られています。

肥満体型の方

まずはBMI(体格指数)の標準値を目指して
肥満度を減らしていきましょう!

BMI25以上の方(肥満体型の方)は
女性ホルモンの分泌が体重に対して追いつかなくなり
大きな赤ちゃんが生まれたり
妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクにかかわってきます。

自分の体型を知ることは
元気な赤ちゃんを迎えるための準備の一つです。

まずは体型を整えることによって
ホルモン分泌状態を良くしていきましょう!

ホルモンバランスにはストレスチェックも!

体型の維持によって大部分のホルモンの分泌は整えられますが
脳(ホルモン分泌の司令塔)は、ストレスにとても弱いため
ストレスがかかると女性ホルモンの分泌を低下させて不調を招いたり
無月経や排卵障害など、不妊の原因になることもあります。

コロナ禍に加え、しばらく続く暑い日々の中でも
ゆっくりと自分の心と体に向き合って
ご自身の状態を知りながらストレスを緩和して
生活習慣の見直しや、食事にも目を向けてみましょう!

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